私はWindows10のタブレットPCにサブモニターを接続して使うことが多いのですが、接続するたびにタブレット内蔵のスピーカーがOFFになります。
接続先のモニターに小型スピーカーが内蔵されており、そちらに切り替わるのですが、いかんせん音が小さい。
サブモニターにスピーカーを接続して最大音量にしてもタブレット内蔵スピーカーの半分も音が出ないため、実質的に音が出ていない状態になってしまいました。
イヤホンもモニター側に刺さないといけない始末。(しかもイヤホンジャックは裏側。)
HDMIケーブルは映像だけでなく音声も送信するため起こる現象なのですが、音声だけ切り替わらずタブレットから出す方法がないか調べてみました。

ちなみにタブレットPCからはUSB-TypeCハブを経由してHDMI出力を行っていますが、操作内容は直接HDMIケーブルを接続した場合と同じです。
HDMIケーブル接続前に確認すること
画面左下のWindowsスタートボタンをクリック、歯車アイコンの「設定」を押します。
設定の一覧から「システム」をクリックします。

ウインドウが開くので「サウンド」の項目をクリック、「出力デバイスを選択してください」の部分で現在選ばれているデバイスを覚えておきます。

ここでは設定に変更は加えません。
HDMIケーブル接続後の設定
次にHDMIケーブルでサブディスプレイに接続し、前段落の「出力デバイスを選択してください」の部分を見ます。

勝手に別の出力先に切り替わっているはずですので、四角い枠をクリックして接続前に表示されていたデバイスを選び直し(クリック)します。
これで元のスピーカーから音が出るようになります。
2回目以降の接続でも設定は維持されるようです。
実は2年くらい悩んでいた問題だったのですが、つい先日ようやく設定変更をすればいいと思い至り、数分で解決しました。
いざ行動してみたらあっさり解決する悩みって、意外と多いものですね。